海外旅行大好きママナースのみなです。
海外旅行が大好きで世界中あちこちに旅行に出かけました。
仕事して、お金をためて、海外旅行に行って…
また仕事をして、お金をためて、海外旅行に行って…
ある時ふと気づいたんです。
「1年に1~2回の海外旅行では足りない!」
「仕事で海外に行けばいいんだ!」と。
これまで旅行と仕事を含めて、訪れた国の数は45か国くらい(何回か数えたけど、正確な数がよくワカラナイ^^;)
ワーキングホリデー、海外留学、シップナースで世界一周までしちゃいました!
今回はそんな私の仕事歴についてつらつらと書いてみようと思います。
看護師になって良かった^^
- 看護師であり、海外に興味がある
- 病院以外の看護師の仕事が気になる
- 国内外問わず旅行が好き
- 海外に行ける仕事を探している
<仕事歴>
大学病院、中規模病院、有料老人ホーム
クリニック、巡回健診、ツアーナースなど多数
<海外経験>
ワーホリ、短期留学
シップナースとして世界一周
海外旅行数十回 世界45か国渡航歴あり
私が看護師になった理由
私が看護師になろうと思ったきっかけは友人との会話でした。
高校2年生くらいで進路を考え始めた時に、一番仲の良い友達が「私は看護師になろうかな」といい出しました。
「じゃあ私もなろうかな」
ただそれだけでした^^;
ちなみに「一緒に看護師になろう」と誘われたわけではありません 笑
ただ、子どもの頃に母が入院していた時期があったので「看護師さんっていいなー」という漠然とした気持ちがどこかにあったのかもしれません。
私は看護師になって本当に良かったなーと心から思っているので、「看護師になる」と言ってくれた友達には感謝しかありません。
身の回りに医療従事者はいませんでしたし、今のようにインターネットも発達していなかったので、どんな職業なのか何もわからないまま、本当になんとなく看護科に入学しました。
海外旅行に目覚めた時期
看護学校を卒業するときに、卒業旅行で初めての海外旅行に行きました。
行先はフィリピンのセブ島です。
私も友達も初めての海外旅行だったので、無駄に高級ホテルに泊まったり、現地の少年にぼったくられたりしながら過ごしました 笑
それから1年後に、高校の同窓会がありました。
私は看護師2年目でした。
同窓会では「卒業旅行でどの国に行ったか」という話題でもちきり。
学生時代に、ヨーロッパ周遊を経験している友達や、卒業旅行で何か国も行ったとか、こんな経験をしたとかそんな話をしながら、みんなの目がキラキラ輝いていて…。
そこで私の心に一気に火がつきました!
「どこでもいいからもっと海外に行きたい!」
そして、いろいろと調べてワーキングホリデーでオーストラリアに行くことにしました。
看護師3年目の1年間は、ワーキングホリデーの準備期間。
英会話教室に通ったり、節約してお金をためたり…。
毎日ワクワクしながら充実した毎日を過ごしていました。
\こんな国内留学でワーホリ準備したい♪/
ワーキングホリデーでオーストラリアへ
ワーキングホリデーとは
ワーキングホリデーとは、海外で一定期間生活ができる特別なビザ制度のこと。滞在資金を補うために、働くことも認められています。すべての国にワーキングホリデーで行けるというわけではなく、日本と相手国との間で協定が結ばれている国で、ワーキングホリデーが可能です。
外務省によると、2023年現在、日本は26ヵ国・地域とワーキングホリデー協定を結んでいます。また、新たにイタリア・フィンランド・ラトビアとの間でもワーキングホリデー制度の協定が結ばれ、ワーキングホリデーで行ける国は29ヵ国・地域となる予定です。
ワーキングホリデーで渡航するには、事前に渡航国のワーキングホリデービザ(査証)の取得が必要です。ワーキングホリデービザの申請には年齢制限があり、基本的に18~30歳の人が申請することができます。
大学病院を3年でやめた
看護師になって大学病院で3年間働きました。
高度医療を提供している大学病院で、たくさん勉強しながらの3交代勤務は大変でしたが、とても充実していました。
職場の人間関係もよく、看護師の仕事は大変だけど楽しくて苦にはならなかったけれど「ワーホリに行きたい」という気持ちはが変わらなったので、仕事をやめる決意をしました。
渡航先はオーストラリア
ワーホリの渡航先はオーストラリア。
渡航時には1年間滞在するつもりでいました。
現在は、ワーキングホリデービザで行ける国の数はとても増えましたが、当時は選択肢がオーストラリア、カナダ、ニュージーランドの3か国しかありませんでした。
その時、私は24歳。
オーストラリアのワーホリの年齢制限が25歳までだったので(現在は30歳までになっています)、行けるうちに行っておこうと思ってオーストラリアを選びました。
オーストラリアからたった2か月半で帰国
1か月はホームステイ
はりきってオーストラリアのゴールドコースとへ一人で飛び立ちました。
はじめの1か月はホームステイをしながら英語学校に通いました。
ホームステイ先にには、私の他に2人のブラジル人の女の子がホームステイしていました。
ビーチから徒歩1~2分のおうちで、毎日キラキラした朝日を浴びながらビーチを歩いて通学。
夕方には、ホームステイメイトのブラジル人の女の子たちと海によく入りました。
彼女たちはサーフィンが上手で、私はボディボードを教えてもらいました。
ゴールドコーストの街が夕日に照らされているのを海の沖の方から眺めた景色が美しすぎて、今でも胸に残っています。
ラウンド開始
1か月が経ち、ルームシェアをしてアルバイトをしようかとも考えたのですが、オーストラリアを周遊する旅(ラウンド)に出ることにしました。
もし気に入った町があったら、長期滞在してアルバイトでもしようかなと。
スーツケースを日本に送り、大きなバックパックを購入。
バックパッカーのはしくれとしてゴールドコーストを出発。
初めての一人旅のはじまりでした。
ゴールドコーストから南下してシドニー、メルボルン、タスマニア、アデレード、パースなど、長距離バスを使用して移動しました。
特に予定は決めずに行き当たりばったり止まったり進んだりして移動。
つたない英語でバスの予約をしたり、電話で宿泊先を予約したり毎日が新しいチャレンジでいっぱいでした。
体調不良で帰国
パースのあたりまで来たころに、体がだるく、歯ぐきから出血することが多くなりました。
そして首や鼠径部のリンパ節も腫れてきました。
おそらく、タスマニア島でウォンバットの赤ちゃんを抱っこしたりしたので、ウイルス感染でもしたかな…と思いつつも、大学病院では血液内科で働いていたので「出血傾向…?血液疾患…?リンパ節腫れてるよね…?リンパ腫?」と一気に不安になり、とりあえずパースの病院を受診。
そこで検査をしてもらい、「旅を続けても大丈夫」と言ってもらったものの、不安は消えず…。
本当は、そのあとにエアーズロックとケアンズにも行きたかったのですが、体が心配だったのでやむなく帰国することにしました。
帰国後、体調はすぐに戻り、検査も受けましたが大きな異常はありませんでした。
看護師フリーターになる
帰国後は、慣れた場所で働きたいと思い、再度大学病院に戻りました。
病棟は以前とは変わりましたが、同期の仲間や、知っている先輩方がちらほらいて、心強かったです。
再び約3年間働きました。
そして、やはり「もっと自由に休暇を取って旅行に行きたい!」と思うようになり退職。
そこから数年間は看護師フリーター生活をしていました。
健診、デイサービス、クリニック、訪問入浴、イベント会場の医務室待機などいろんな仕事をしました。
この頃は、民間病院の夜勤専従のバイトもしていました。
単発の仕事を含めぎっしりと仕事を20日間詰め込んで、10日間で海外へ行くなんてこともよくありました。
一番多い年は、1年に7回の海外旅行に行きました。
そんな風に、いろんな仕事をしていくうちに、
「旅行みたいな看護師バイト」を発見しました!
\こんなに安くていいの?/
旅行みたいな看護師バイト
旅行好きな私は、徐々に「旅行みたいな看護師バイト」をみつけ、楽しみながら仕事をするようになりました。
巡回健診
派遣会社を通じて単発バイトをしていた巡回健診の会社に直接登録をして、出張健診の仕事をもらうようにしました。
その会社は、東日本の仕事が多く、青森、仙台、茨城、栃木、群馬、千葉、静岡などに出張しました。
出張はだいたい2日~1週間くらい。
健診会社によっては1か月間の出張もあるとか。
出張の時には、会社が用意してくれるビジネスホテルに宿泊し、日ごろの日給に加えて出張費が支給されます。
健診の仕事は早い時間に終わることも多く、昼からフリータイムとなることも!
近くに名所があれば行ってみたり、健診のメンバーで食事や温泉に出かけたりとすっかり旅行気分でした。
\巡回健診のお仕事についてはこちら/
ツアーナース(旅行添乗)の仕事
小学校、中学校、高校などの修学旅行に看護師として同行するツアーナースという仕事があります。
ここ数年はコロナ渦で、修学旅行も中止されたり短縮されたりしていましたが、そろそろ通常通りに戻りそう。
旅行添乗の仕事は、旅行中にけがをしたり、体調を崩した生徒のお世話をします。
私立高校は海外へ修学旅行に行くこともあるので、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなどにも行きました。
もちろん旅費は無料!
給料は日給制で、その頃は1日13000円~15000円のことが多かったです。
日給が高いわけではありませんが、「半分旅行」と思えばありがたいお給料だなと思っていました。
\海外の仕事をみつけるコツはこちら/
短期語学留学へ
海外への修学旅行の添乗の仕事は人気があり、募集もそれほど多くないので、争奪戦のような感じでした。
英語ができる人と英語ができない人で給料に多少差があったり、英語ができる人の方がたくさんの仕事を案内してもらえるようだったので、もともと行きたいなと思っていた短期語学留学を決意。
格安の留学先として有名なのがフィリピンのセブ島留学ですが、フィジーも同じくらい費用が安かったので、フィジーに行ってみることにしました。
\留学の相談におすすめ/
フィジーに2か月間の語学留学
フィジーでは2か月間ホームステイをしながら、語学学校に通いました。
フィジーには、フィジー人とインド人が半分ずつ暮らしています。
明るく大ざっぱなフィジー人と、真面目で細かい性格のインド人は対照的。
ホームステイ先は、フィジー人のおうちなのか、インド人のおうちなのかで全く暮らし方が変わります。
私は、明るい性格のフィジー人のおうちを選びました。
小学生の女の子が4人いる家庭で、とても賑やかなホームステイでした。
語学学校の生徒のほとんどは20代30代の日本人。
その学校は「日本人同士でも学校の敷地内では英語で話す」というルールがあり、みんなまじめにルールを守っていたので「日本人同士で日本語でしゃべってばかりいる」という環境ではありませんでした。
一度社会人を経験している生徒ばかりだったので、「今日の放課後は何するー?」と声をかけあうのが、まるで高校生の時のようで懐かしくもあり楽しかったです。
放課後は町に遊びに行ったり、お互いのホームステイ先の家に遊びに行ったりして遊ぶことが多かったです。
学校外の時間でも、できるだけ英語で話をするようにしていて、「英語を学ぶためにフィジーにきているんだ」ということはみんなで意識していました。
週末になると、ホストファミリーに教会に連れて行ってもらったり、学校のみんなで近くの離島に出かけてマリンスポーツを楽しんだりして過ごしました。
本当に毎日がキラキラしていて楽しかったです。
2か月が経ち帰国する頃には英語も多少話せるようになっていました。
シップナースの仕事をゲット!
帰国して、少しするとシップナースの話が舞い込んできました。
シップナースとは、客船などの診療室で働く看護師のことです。
乗客はもちろんのこと、乗組員の診療も行います。
実は、7~8カ月前に「客船の診療室で働いたら楽しそう!」と思いつき、船会社に履歴書を送っっていたのです。
その時点では、「現在は看護師の募集はありません。欠員が出たら連絡するかもしれません。」…というお返事。
これはなかなかチャンスは回ってこなそうだな…とあきらめていたのですが、意外と早くに連絡がきました!
面接を受けさせていただき、無事合格!
そして、シップナースで世界一周を体験することができました!!
仕事をしながら世界一周を体験できるなんで幸せ!
しかも、結構お給料もいいんです 笑
\シップナースについて詳しくはこちら/
レアな仕事に出会うコツ
海外に行ける仕事など、レアで好条件な仕事は求人数も少なく、あまり表には出てきません。
ではどうやったら出会えるのか、そのコツを紹介します。
アンテナを張っておく
レアな仕事に出会うためには、アンテナを張っておくことです!
「私はこんな仕事がしたい」「こういう仕事を探している」と周りの人に伝えた方がいいです。
周囲の人から思いがけず、いい情報に出会えることがあります。
そこでおすすめなのが、看護師の単発バイトです。
アルバイト禁止な職場であれば難しいかもしれませんが、アルバイトOKであれば単発バイトはおすすめです。
特に、健診や、コールセンターなど看護師が複数いて単発バイトの人同士がおしゃべりできるような仕事がいいです。
みなさん情報を持っているので、「そういう仕事なら、この派遣会社がいいよ」とか「友達でその仕事やっている人がいるよ」とか、有益な情報がどんどん出てきます。
\MCは単発バイトの種類も数も豊富!/
複数の看護師紹介会社に登録しておく
あとは、複数の看護師紹介会社のサイトに登録をしておいた方がいいです。
どの会社にも、レアで好条件な仕事が少しずつあるんです。
そんな仕事が自分のところにタイミングよく回ってくるためには、窓口がたくさんあった方がいいです。
旅行系の看護師の仕事を探すなら「ツアーナース」のキーワードで探すといいです。
\ツアーナースの仕事がたくさんある!/
\レアな仕事に出会えるかも/
コーディネーターの方から電話がきたら、希望のお仕事を伝えましょう。旅行系であれば「ツアーナースのお仕事はありますか?」と聞いてみればOK^^
仕事をやめたいなと思ったら
今の仕事をやめて新しい仕事をはじめたいと思っても、今の職場をやめるに勇気がいりますね。
次のようなことにあてはまる方は、退職代行というサービスがおすすめです。
- 職場に辞めたいと言えない
- 退職の意思を伝えたら引き留められた
- もう仕事に行きたくない
\まずは気軽に無料相談から/
最近は、退職代行をつかって退職する方も多くなってきています。
退職金や残りの有給休暇の消化についてもきちんと交渉してくれますよ。
海外旅行好きナースの仕事歴 まとめ
何気なく選んだ看護師という職業でしたが、病院で働く以外の仕事もたくさんあり、たくさんのことを経験することができました。
そして旅行が大好きな私にとっては、シップナースで世界一周を経験するという最高の仕事に出会うことができました。
看護師免許があればできる仕事は幅広くあり、さまざまな仕事をさまざまな場所で経験することができます。
看護師の仕事は大変だとか、辛いとか思われることも多いのですが、楽しい仕事もたくさんあります。
そして看護師という仕事の最大のメリットは、「いつでもやめることができること」と、「いつでも働くことができること」です。
ワーキングホリデーや海外留学に行きたいと思えば、一度仕事を離れてチャレンジすることができます。
働きたくなったらいつでも好きな土地で再就職すればいい。
お金を貯めたいときには夜勤を増やして稼ぐこともできるし、家族と過ごす時間を大切にしたければパートという選択肢もあり。
お金持ちにはなれないかもしれないけれど、働くことさえできれば一生生活に困ることはない仕事です。
看護師の皆さんには、こんな働き方もあるということを知ってもらいたいと思いますし、看護師以外の方は看護師の仕事の幅広さをもっと知ってもらえたらなと思っています。
長くなりましたが、おつき合いいただいてありがとうございました!