看護師やめたら毎日が幸せ!フルタイムワーママから専業主婦へ

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こんにちは。看護師のみなです。

娘が小2になるまではフルタイムワーママを続けていました。

娘が小2になった頃に、仕事にもストレスを感じていたことと「もっと娘の相手をしてあげたい」という想いもあり、思い切って仕事をやめ、専業主婦の生活を送っています。

仕事をやめて約1年が経ちますが、毎日がとても充実して幸せです。

今回は「フルタイムワーママから専業主婦になって幸せだと思ったこと」「退職してからの収入」などについて体験談を紹介します。

この記事はこのような方におすすめです
  • 子どもとの時間がもっとほしい
  • 仕事をやめたいけれど収入がなくなるのは困る
目次

看護師の仕事をやめた理由

ナース

高齢者医療に疑問をもっていた

内科急性期病棟での経験

私は、さまざまな仕事を経験した後に、再び内科急性期の病棟勤務に戻りました。

勤務していた内科病棟の患者さんは、後期高齢者で食欲不振、肺炎、尿路感染症といった疾患の方が多かったです。

ほぼ老衰といった状態の患者さんに、胃ろうや高カロリー輸液を行い、肺炎が悪化すれば挿管して人工呼吸器を使用する医療が当たり前のように行われていました。治療を優先するために抑制されている方もいました。

この医療が本当に患者さんのためになっているのか…と疑問を持ちながら仕事をしていました。

やがて産休をとり、育児休暇をとり職場に復帰しましたが、子どもが3歳になる頃に近所の高齢者施設(有料老人ホーム)に転職しました。

高齢者施設でも延命治療

仕事をすることになった高齢者施設は小さな病院とつながっていて、施設というよりもまるで病棟のようでした。

そこでも後期高齢者に対して、高カロリー輸液や、胃ろうが多く、更に病状が悪化すれば隣の病院に入院し、輸血をしたり、人工呼吸器を装着される方も少なくない状況。

病院長、施設長からは人の尊厳よりも利益を優先する言動も見え隠れしていて、日々高齢者医療の在り方に疑問を感じながら仕事をしていました。

それでも、自宅から近くて残業がないというメリットもあったので、その高齢者施設では約5年間勤務を続けました。

80代のがんターミナルの方に対して…

ある日、近隣の病院の緩和ケア病棟から80代のがんのターミナルの方が入居されました。

入居時には、末梢点滴1日500mlのみ、麻薬で疼痛管理されていてウトウトしながらも笑顔もみられてとても穏やかな状態でした。

この状態なら最期まで苦痛なく過ごせそうだと思ったのもつかの間、その施設で行われた処置は「CVポートを造設、高カロリー輸液開始、尿道留置バルーンカテーテル挿入、麻薬中止」。

その入居者さんは、24時間ライン類につながれ、痛みに苦しむようになり、険しい表情で「お父さーん、助けてー」と叫ぶようになりました。

私はどうしても見ていられず、辛い気持ちでいたところ「病院と施設の方針に従ってもらわないと困る」と施設長に強い口調で言われました。「私にはもう無理だ…」と思い、この出来事をきっかけに退職を決意しました。

子どもと一緒に過ごしたかった

高齢者施設の勤務はシフト制だったので、土日祝に仕事となることもよくありました。

子どもと参加したいと思うようなイベントやワークショップがあっても、勤務と重なり行けないことも多かったです。

家族そろって過ごせる日も多くはなかったので、土日祝が休みの仕事に転職したいという想いももともとありました。

看護師の仕事をやめたあとの収入は?

計算機

失業手当

これまで、長年にわたり雇用保険を払ってきましたので失業手当の受給資格がありました。

退職後は、必要書類をもってハローワークに行き、失業手当を受給する手続きをしました。

失業手当の金額は、直前6カ月の賃金の50~80%といわれています。

現在も、失業手当を受給しながら過ごしています。

ブログ収入

退職する半年前から、ブログを始めていました。

ブログを始めた頃は、すぐに退職する予定はありませんでした。

育児日記のつもりで軽い気持ちで始めたブログでしたが、急に仕事を辞めることになったため収益化を目指すようになりました。

現在は子どもを学校へ送り出したあとに、記事を書く生活をしています。

何もわからずにゼロから始めたブログでしたが、現在は毎月ある程度の収益を出せるようになってきています。

ブログの最大のメリットは時間が自由であること。

家族との時間を大切にしながらできる仕事なので、今後も続けて行こうと思っています。

みな

ブログ収入が施設看護師時代の給料を超えることを目指しています!

今後の仕事は?

今後、失業手当の受給期間が終わったら、週に2~3回パート勤務をする可能性もありますが、できるだけ在宅でできる仕事をしていきたいと思っています。

ブログ収入を増やしつつ、医療文字起こしの仕事もしてみようかなと考えています。

いずれにしても、もうフルタイムでの仕事はしない予定です。

看護師の仕事をやめてよかったこと

スケジュールがフリー

仕事のシフトに縛られず、時間にゆとりのある生活ができることがとても大きなメリットです。

毎日のスケジュールにゆとり

仕事をしている頃は、夕方帰宅してから夕食の用意、子どもの宿題、習い事の送迎、入浴、読み聞かせなどで夜のスケジュールはいっぱい。

常に時間に追われていました

できるだけ早く子どもを寝かしつけたいと思っても、どうしても遅くなってしまう日が多かったです。

最近は、子どもは3時半頃には帰宅し、丁寧に宿題や翌日の準備をし、自由に遊べる時間も多くなっています。

夕方にお友達の家に遊びに行ったり、児童館に行ったりすることもあり、親も子も1日がより充実するようになりました。

休日に出かけられる

休日に出かけることが多くなりました

地域のイベント、科学館などのワークショップ、○○体験、○○づくりなどたくさんの体験型イベントに参加することができるようになり、子どもの成長や学習にとてもいい影響がありそうです。

セブ島に親子留学

昨年の夏休みには、小学生の娘と2週間のセブ島親子留学に行きました。

フルタイムで仕事をしていたら2週間の休暇はなかなか取ることができません。

セブ島では、娘とプライスレスな時間を過ごすことができました

セブ島の親子留学に関してはこちらの記事が参考になると思います。

仕事のストレスなし!

これまで長い間、疑問に思いながらもやむを得ずかかわってきた高齢者医療について、今は目の当たりにすることがありません。

それだけで心はとても軽くなりました

また、子どもが熱を出すなどして休むことになっても、職場に迷惑をかける心配がありません

悪天候の中、出勤する必要もありません。

毎日、心穏やかに過ごすことができています

PTAやボランティアに参加

仕事をやめてからは、PTA活動や学校や地域のボランティア活動にも積極的に参加するようになりました。

共に暮らしていく地域の方々とより深くつながりを持てるようになり、娘が通う学校の先生方との距離も縮まり、以前より楽しく安心して生活ができるようになりました。

仕事を続けていたらできなかったような活動に参加でき、とてもいい経験ができています。

今は看護師の仕事をやめて幸せ

今は、ストレスがほとんどなく、心にゆとりのある生活ができ、子どもとの時間を楽しむことができています。

毎日がとても幸せです。

経済的には、看護師としてフルタイムで仕事をしていた頃よりは収入がぐっと少なくなってしまいましたが、ブログ収入には伸びしろがまだまだあります。

今の生活を続けながらブログ収入を伸ばしていく計画です。

看護師の仕事は、同僚にも恵まれて楽しくやっていたつもりでしたが、やめてみると心の軽やかさに自分でも驚きました。

この生活を長く続けていきたいと思っています。

仕事をやめたいと思っている方へ

笑顔の看護師

看護師の仕事にはたくさんの種類、働き方があります

この記事ではほとんど触れませんでしたが、私はたくさんの種類の仕事を経験してきました。

看護師の仕事には、病院やクリニック、高齢者施設など以外にも、デイサービス、グループホーム、保育園、健診、ツアーナース、シップナース、など多種多様な仕事があり、働き方もさまざまです。

なにか面白そうな仕事はないかな…と思ったら、看護師派遣会社に登録して情報収集をすることがおすすめです。

すぐに転職しなくても、いつかここで働いてみようかなと思える場所があるとそれだけで気持ちにゆとりがうまれます。

私が実際に登録して活用したことがある派遣会社はMCナースネットです。

看護師フリーターだった頃には、たくさんの単発バイトやツアーナースの仕事も紹介してもらいました。

ネットで簡単に登録ができますので、登録しておいて必要になったときに相談するという使い方もおすすめです。

私はすぐに転職する意思がない時期でも、定期的に近隣の仕事について情報収集を行っていました。

\仕事の種類も数も豊富でおすすめ!/

給料をもらいながら海外に行くことのできる仕事もいくつかあります。

旅行関連の仕事に興味がある方はこちらの記事がおすすめです。

看護師をやめたら幸せになった まとめ

看護師の仕事は、一緒に働くスタッフにも恵まれて長年楽しくやってきましたが、高齢者医療について「この医療が本当にこの患者さんが望んでいることなのか…」と疑問に感じる場面が多くありました。

知らず知らずのうちにその疑問がストレスに変わり、心にたまっていたようです。

ある日仕事をやめることを決意して退職してからは、自由な時間が増え、心にゆとりがうまれました。

毎日好きなことをしながら楽しく穏やかな生活を送ることができるようになり、とても幸せです。

看護師の仕事には、たくさんの種類、さまざまな働き方があります。

より自分にあった仕事を見つけるには、看護師派遣会社から情報収集を始めるのもいいでしょう。

しばらくの間生活ができる貯金がある方は、一度退職して失業手当で生活してみるのもいいかもしれません。

私のように、子どもともっと一緒にいたいという方には在宅ワークの仕事も大変おすすめです。

一度きりの人生ですから、毎日幸せに暮らしたいですね。

何か参考になることがあれば嬉しく思います。

みな
自由に働くナース
看護師だから実現できることがあります。
好きなことやライフステージに合わせて自由に働き方を変えていける看護師の職業の良いところを発信していきます。
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