看護師になり、いつの間にかかなりの年月が過ぎました。
今まで経験した看護師の仕事は、大学病院、一般病院、クリニック、高齢者施設、健診会社、ツアーナース、シップナースなど多種多様。
独身時代には自由な働き方をして趣味の旅行にもたくさん行きました。
結婚して子どもが産まれてからは、時短勤務、自宅近くへの職場への転職、在宅フリーランスなどその時々に合わせて働き方を変えています。
看護師の仕事は、ライフステージに合わせて自由に働き方を変化させることができる点がとても恵まれています。
この記事では、これまでに経験した「看護師になってよかったこと」について紹介します。
今回は、仕事のやりがいやおもしろさというよりは、ライフワークバランスについての視点でまとめました。
この記事を読んで、看護師になろうとしている方、看護師としてお仕事をされている方に「看護師っていい仕事だな」「看護師になってよかったな」と思ってもらえたらうれしいです。
- 看護師の仕事のメリットを知りたい
- 看護師になって良かったと思いたい
看護師になって良かったこと(生活)
20代の生活を楽しめる
厚生労働省の調査によれば、看護師全体のの平均年収は約500万円といわれています。
国税庁の発表によると全職種の平均年収は443万円であるため、看護師は全体の平均よりも50万円程度高いです。
20代後半の看護師の平均年収は約460万円。
病棟勤務の忙しさや、夜勤が身体に与える負担を考えると決して十分な給料とはいえませんが、20代の給料としては、他の職種と比べると高い水準です。
20代の独身時代は、人によってお金の使い方はそれぞれ個性的。
立地や間取りの良い部屋に住む人、おしゃれを楽しむ人、海外旅行をする人、アイドルの推し活をする人、ひたすら貯金する人etc…。
輝かしい20代の時間を楽しむには、金銭的にゆとりをもてる看護師の仕事はとてもいいと思います。
看護の知識は生活に役立つ
看護師になるために学んだこと、看護師として仕事をしながら身につけたことは、全部そのまま生活の役に立ちます。
自分のことはもちろん、家族や友人など身近な人の健康について考えてあげることができます。
特に子育てにおいて、病気やケガ、食事や栄養など知識や経験が役に立つ場面がたくさんありました。
看護の知識は生きていくために必要な知識と直結しているので、看護学を学んでおいてよかった、看護師になって良かったと思うことが多いです。
海外旅行に行ける
看護師は、病棟や施設の仕事の場合はシフト制の勤務であることが多く、土日祝日に出勤する代わりに平日に休みを取ることができます。
他の職員との調整がつけば、連休を取得することも可能。
年末年始やお盆などのハイシーズンを避けて閑散期や平日に旅行を楽しむことができます。
ハイシーズンに比べると、旅費が安い時期に旅行に行くことができるので海外旅行を楽しむ看護師も多いです。
通勤時間を短縮できる
都市部では、満員電車で1時間以上かけて通勤することは珍しいことではありません。
看護師の仕事先は、住んでいる地域や近場にも必ず病院や施設などがあり、人手不足で随時求人案内が出ているところも多いので、近い職場を選べば通勤時間は短縮できます。
子育て中は近場で残業のない職場が好まれます。
看護師であれば、希望のエリアで仕事を見つけることも難しいことではありません。
通勤着はラフでいい
看護師の仕事はユニフォームがあるので、通勤着にはそれほどお金をかけずにすみます。
都心のオフィスワークのように私服での仕事では、スーツや靴やバッグやアクセサリーなどに気をつかいますが、看護師はTシャツにジーンズといったラフな服装で通勤しても大丈夫です。
看護師になって良かったこと(収入)
収入を増やしたいとき、逆にプライベートを優先させたいとき、働き方を調整することができるのが看護師の仕事のいいところです。
しっかり稼ぎたいときはフルタイム
フルタイム勤務で夜勤もすれば年収500万円くらいは20代の看護師でも稼ぐことができます。
収入をある程度は増やせる
看護師の仕事で収入を増やす方法はいくつかあります。
夜勤を増やす
看護師の給与を引き上げてくれるのは夜勤手当です。
収入を増やしたいと思ったときには、夜勤回数を増やすことで収入を増やすことができます。
夜勤専従という働き方もあります。
夜勤専従であれば月収40万円以上は目指せます。
身体への負担はありますが、短期で高収入を目指すときには便利な働き方です。
休日に単発のアルバイトをする
休日にアルバイトをすることで収入を増やすことができます。(副業が可能かどうかは職場によってことなります)
MCナースネットは単発バイトの取り扱いが多いので、今でもよく利用しています。
登録しておけば、月に1回、数カ月に1回、1年に1回だけバイトをするということも可能です。
\オンライン登録はこちらから/
高収入の仕事もある
美容クリニックやアートメイクなどは、夜勤がない上に給与が高めです。
美容系に興味がある方にはとてもおすすめです。
また、離島などの看護師不足の地域に期限付きでで赴任する「応援ナース」という働き方もあります。
応援ナースは月収50万円以上の求人案内が多くあります。
看護師になって良かったこと(就職)
看護師の仕事のとても良いところだと思っていることは「いつでも辞められていつでも働ける」ことです。
仕事をやめても再就職の心配がない
看護師は、「しばらく仕事を休んでゆっくり過ごしたい」「夜勤のない仕事にしたい」「ワーキングホリデーに行きたい」「海外に留学したい」「離島で働いてみたい」など、さまざまな理由で退職する人がいます。
日本全国、人のいるところには病院など看護師として働ける場所があるので、いつでもどこでも再就職が可能です。
一つの職場にしがみつく必要がなく、やりたいことが見つかったときにはチャレンジすることができたり、また看護師として仕事をしようと思ったときには看護師に戻ることができる仕事です。
こんなに融通のきく資格は他に見当たりません。
看護師の資格があったから、ワーホリや留学など自由にチャレンジできました
結婚や出産後はパート勤務も可能
結婚や出産をして、家庭を優先したいという時期には「夜勤なしのパート勤務」で仕事を続ける方も多いです。
看護師のパートは一般的な仕事よりも時給が少し高いので、扶養の範囲内で仕事をするなら出勤回数は少なくてすみます。
ブランクがあっても再びフルタイム可
看護師は40代、50代になってから、ブランクがあっても再度正社員としてフルタイム勤務に戻れるというところも大きなメリットの一つです。
他の職種では40代以降の再就職は難しくなりますが、看護師であれば正社員として採用される機会は十分にあります。
60代の求人も少なくありませんし、70代でも「面接に行ったら即採用された」という方もいます。
子どもが中高生になってから「学費がかかるからフルタイムにして夜勤もするようになった」という先輩看護師が何人かいました。
看護師になって良かったこと(仕事)
看護師には病院や施設で働く以外にもおもしろい仕事がたくさんあります。
子どもが好きであれば保育園看護師、旅行が好きならツアーナースや巡回健診、自然や田舎が好きなら離島ナースなど看護師といってもさまざまな仕事があります。
単純作業が好きなら健診センター、医療処置が苦手ならばコールセンター、高齢者とのお話することが好きなら高齢者施設やデイサービスなど看護師の仕事には選択肢が多いので、きっと誰でも自分に合った仕事が見つかるでしょう。
自分にあった職場を見つけるには
ライフワークバランスや自分の性格や看護師としてのスキルに適した職場はきっとあります。
自分にあった職場を見つけるには、紹介派遣会社は強い味方です。
MCナースネットは、単発バイトの仕事が豊富にあるので私は長年お世話になっています。
この日にバイトを入れようかなーと思ったときに、オンラインで簡単に仕事を見つけることができます。
もちろん、転職時にもしっかりとサポートをしてくれる会社です。
\オンライン登録はこちらから/
看護師になって良かったこと まとめ
看護師の仕事は、職場の人間関係が難しかったり、夜勤で身体への負担が大きかったりと大変なことも多いですが、ライフステージに合わせて働き方を柔軟に変化させられる点はすばらしいです。
私はこれまで仕事をやめて海外に行ったり、子どもとの時間を優先する働き方をしたり、看護師になって良かったなと思うことばかり。
自分の性格や求める条件に合った職場や働き方はきっとあると思います。
「看護師になんてならなければよかった」という方も時々いますが、看護師の仕事のメリットを感じて「看護師になって良かった」と心から思える働き方ができるといいですね。