旅行大好き看護師のみいです。
私は看護師になり3年間大学病院で仕事をし、ワーキングホリデーでオーストラリアに行きました。
その後、再び大学病院に復職したのですが、自由に休みが取れない働き方に限界を感じ約3年で再び退職。
20代後半~30代前半の7~8年くらいの間は、看護師フリーターとしていろいろな仕事を経験しながら大好きな旅行を楽しみました♪
看護師って、いつでもどこでも仕事がある。
だからいつだって仕事をやめられる。
自由な働き方ができるのが看護師の一番のメリットだなと思っています。
今回は、看護師フリーターの働き方、さまざまな仕事を経験したメリット、当時の給料などについてまとめてみました。
こんな働き方があるのかーと気楽に読んでもらえると嬉しいです。
- 看護師として自由に働きたい
- 病棟の仕事に疲れてきた
- たくさん旅行に行きたい
<仕事歴>
大学病院、中規模病院、有料老人ホーム
クリニック、巡回健診、ツアーナースなど多数
<海外経験>
ワーホリ、短期留学
シップナースとして世界一周
海外旅行数十回 世界45か国渡航歴あり
看護師フリーターになった理由
ワーキングホリデーでの経験
新卒で大学病院に就職し、3年間一生懸命仕事をしました。
職場の雰囲気はとても良くて、先輩ナースの皆さんは厳しさもありましたが、温かみもあり、とても仲良く仕事をさせてもらっていました。
仕事を始めてちょうど3年で、ワーキングホリデーに行きたいと思い退職。
オーストラリアに渡航しました。
オーストラリアでは、たくさんの日本人に会いました。
みんなワーキングホリデービザやスチューデントビザで中長期の滞在を楽しみながら貴重な経験を積み重ねていました。
3交代勤務のフルタイムで働いているのとまったく違う毎日にカルチャーショックを受けながら毎日ワクワクして過ごしました。
長期休暇が取れない
オーストラリアのワーキングホリデーを終えて帰国。
また同じ大学病院の病棟で3交代勤務で働き始めました。
病棟にはこんなルールがありました。
✓一週間の長期休暇は1年に1度のみ
✓連続8日以上の長期休暇は不可
✓休み希望は1か月に3日まで
一週間以上のお休みを取って長期の海外旅行に行きたいし、1年に1度だけではなく1年に何度か海外旅行に行きたい。
自分の人生をもっと自由に生きたいと思い、再就職から2年半後に2度目の退職をしました。
すぐにフルタイムで仕事をすれば、また休みが取れなくなると思い、しばらくの間は看護師フリーターで自由に仕事をしてみることにしました。
看護師フリーターの仕事
看護師フリーターとして約7年間自由な働き方をしていました。
この頃は、看護師免許をフル活用してたくさんの仕事を経験しました。
看護師フリーターとして実際に経験した仕事を紹介します。
クリニック
働き方:単発バイト
勤務時間:9:00~17:00くらい
時給:1850円くらい
時々、クリニックの単発バイトも引き受けていました。
個人医院で心電図をとったり、処置室で採血やインフルエンザワクチンを打ったりしていました。
整形外科や内科の診察介助もしました。
世の中にはいろいろなクリニックがあるんだなー、こんなことでわざわざ病院に来る方がいるんだなーといい経験に。
デイサービス
働き方:単発バイト
勤務時間:9:00-16:30くらい
時給:1800円くらい
看護師1人というところが多いので、1人勤務の方が気楽でいいという方にはおすすめです。
デイサービスによって、看護師の役割が違うこともありますが、大体はこんな流れです。
<仕事内容>
朝のバイタル測定→入浴OKの判断→入浴後の軟膏処置など→昼食薬の準備→昼食後薬の内服介助→休憩→レクレーションの見守り→利用者さん帰宅→掃除
訪問入浴
働き方:単発バイト
勤務時間:8:30頃~17:30頃
(1~2時間残業になることも多い)
時給:1850円くらい
訪問入浴は、慢性的に看護師不足なのでいつでも仕事がありました。
残業もよくありました。
残業すると日給が増えるので高収入にはなりました。
イベント待機
働き方:単発バイト
勤務時間:そのときによって違う
時給:1800円くらい
スポーツ系のテレビ番組の収録時の救護室、入学試験などの救護室での待機、森ビルなどの大きなビルの救護室での待機などの仕事が時々ありました。
何かあったら一人で対応しなければならないという緊張感もありましたが、実際のところは一人で救護室で雑誌を読みながら過ごすようなことも多く「これで給料をいたたけるなんてありがたい」という仕事でした。
皮膚科クリニック
近所の皮膚科クリニックで週に2回くらい仕事をしました。
働き方:パート(週2回くらい)
勤務時間:9時~19時
(休憩時間 13時~15時)
時給:1800円くらい
残業はありませんでしたが、昼の休憩時間が長く終業時間が遅いので一日の時間の使い方としては無駄があったなと思います。
<仕事内容>
診察介助、軟膏塗布、たまに採血(アレルギー検査など)、たまに抗生剤の点滴、小手術(ほくろ除去、陥入爪手術など)介助など
病棟夜勤専従
働き方:パート(夜勤専従)
勤務時間:17時~翌9時
日給:夜勤1回25000円
看護師フリーターとして数年経った頃に、家から徒歩圏内にある小さな民間病院で夜勤専従の募集があったのでやってみることにしました。
その病院は小規模だったこともあり、人間関係が穏やかで休憩時間もたっぷりとることができ、ゆるゆるした夜勤でした。
日給は安かったのですが、居心地がよい勤務先でした。
もともとは大学病院での病棟経験しかなかったのですが、民間病院の流れを知り、とてもいい経験になりました。
しばらく病棟を離れていたので、病棟勤務が懐かしく楽しかったです。
その後、フルタイムで病棟勤務をすることになったのですが、この時の夜勤専従の経験がとても活かされました。
巡回健診(単発)
働き方:単発バイト
勤務時間:8:00頃~17時頃
(半日の仕事も多い)
時給:1800円くらい
企業や学校などの健康診断のアルバイトがありました。
看護師の主な役割は、血圧測定か心電図か採血。
半日のみの仕事、1日の仕事がありました。
朝早い仕事が多く、早朝5時台の電車で会場に向かうことも多くありました。
朝方の生活の方にはおすすめです。
採血担当の時には、少し時給が増えることもありました。
採血が得意な方はとても重宝されます。
巡回健診(契約社員)
働き方:契約社員
勤務時間:8:00頃~16時頃
(半日の仕事も多い)
日給:13000円
単発バイトでお世話になっていた健診会社で、「契約社員になると出張の仕事がある」と聞き、契約社員になることにしました。
1~2年所属していました。
2日間~1週間程度の出張の仕事が多くあり、旅行気分で楽しく仕事をしていました。
春と秋には仕事が多くありますが夏や冬は閑散期で仕事が少なくなります。
正社員の方以外は、だいたいいくつかの仕事をかけもちしている方が多かったです。
ツアーナース
働き方:単発バイト
勤務時間:終日
日給:国内は13000円位
海外は13000~15000円位
旅行に行くために看護師フリーターとして自由に仕事をしていた私にとっては、ツアーナースの仕事はお気に入りの仕事でした。
小中高校の修学旅行や移動教室に看護師として付き添いをする仕事をたくさん引き受けました。
2~3泊の仕事が多く、日光、清里、京都奈良、長野、沖縄、福島、福岡、長崎、スキー教室などによく行かせてもらいました。
ツアーナースの仕事は、日給制で1日13000円くらいのことが多かったので、2泊3日で約39000円の給料になりました。
ツアーナースにはさまざまな行先があります。
日程と行先を確認して自分が気に入ったツアーにエントリーするので、興味がある方はツアーナースを取り扱っている派遣会社に登録し、ツアーの募集要項をのぞいてみることをおすすめします。
いろんな行先のツアーがあるので、募集案内をみるだけでも楽しいです^^
\日本各地のツアーナースの仕事があります/
MCナースネット 公式ホームページ
ツアーナースの仕事に慣れてくると、海外の修学旅行の仕事も何度か行くチャンスがありました。
給料をもらいながら海外に行けるなんて最高だなととても嬉しかったです。
シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドなどの仕事を引き受けました。
海外のツアーナースは日給13000~15000円くらい。
5日間の修学旅行で約7万円の収入になりました。
海外のツアーナースに興味がある方はこちらが参考になると思います。
看護師フリーターの頃の働き方
私が看護師フリーターになった一番の理由は「とにかくたくさん旅行がしたい!」でしたので、ちょっとストイックなスケジュールで仕事をしていました。
常に3つくらいのバイト先をかけもち、空いた日があれば単発バイトで埋めていました。
「20日間休みなく連続で仕事をして、10連休をとって海外旅行に行く」という月も時々ありました。
一番よく海外に行った年は、1年に7回くらい行きました。
(そのうち2回はツアーナースの仕事で行きました。)
英語を勉強したいと思い、フィジーに2か月間の語学留学にも行きました。
単発バイトをたくさん経験し、初めて行く場所で初めて会う人と仕事をするということも多かったので、かなり適応能力が高まりました。
その頃に、1番よく利用していたのはMCナースネット(メディカルコンシェルジュ)です。
単発バイトも、ツアーナースもたくさんの仕事がいつでもあるので、希望通りに仕事を入れられることが多かったです。
\MCは単発バイトの種類も数も豊富!/
MCナースネット 公式ホームページ
すきま時間に単発バイトをしたいなと思っている方は登録しておくことをおすすめします^^
看護師フリーターの年収
看護師フリーターの時期は、いくつもの仕事をかけもちしてアクティブに仕事をしたり、大好きな旅行に行ったりしていました。
その頃の年収は500~580万円くらい。
ボーナスも福利厚生もないので、勤務の日数や勤務時間と照らし合わせると決して効率の良い仕事の仕方ではありません。
ですが、スケジュールを自由に組み立てられることは本当に最高でしたし、誰に許可を取ることもなく、誰にも迷惑をかけずにいつでも長期休暇が取れる環境はストレスがなかったです。
若くて独身だったからこそできたことだなと思っています。
看護師フリーターのその後
最後に選んだ仕事はシップナース
看護師フリーターの締めくくりに選んだ仕事は、シップナースの仕事でした。
1年間の契約で、客船飛鳥Ⅱの診療室で仕事をさせていただきました。
船上での仕事は、とても刺激的でワクワクの連続。
船で海を眺めながら、毎日のように新しい街に着き、新しい景色に出会う。
100日間のクルーズで世界一周させてもらい、太平洋の真ん中で皆既日食を見ることもでき、本当に最高の経験ができたと思っています。
しかも、お給料も信じられないくらいよくて、ずっと続けたいという気持ちもありました。
ですが、年齢が30代半ばに差しかかってきていたので、「そろそろ結婚もしたいな」「このまま船の仕事を続けていたら婚期を逃してしまいそう」と思い、2年目以降は契約を更新せずに船を降りることにしました。
応援ナースで病棟に戻る
船の仕事を辞めた私は、半年間の契約でナースパワーの応援ナースで民間病院の病棟勤務を始めました。
この時に、病棟に戻るハードルを下げてくれたのが、看護師フリーターの時に夜勤専従のバイトをした経験でした。
すんなりと、内科急性期の病棟で仕事をすることができました。
その病院とは、半年間の派遣の契約だったのですが、とても働きやすい病棟だったのでそのまま残り、その後8年間フルタイムで仕事をしました。
久しぶりに常勤で仕事をしてみて思ったことは、福利厚生、有給休暇、ボーナスのありがたさ。
スケジュールを自由に組み立てて旅行三昧を楽しむことは難しくなりましたが、常勤で安定した収入を得ることの安心感を改めて感じました。
久しぶりに常勤で勤務することが幸せに感じられたのも、看護師フリーターの経験があったからかもしれません。
そして、結婚をして子どもが産まれ、今は子育て優先の暮らをしています。
今の仕事をやめたいなと思ったら
今の仕事をやめて新しく何かをはじめたいと思っても、今の職場をやめることに勇気がいりますね。
本来であれば、職場ときちんと話し合い、円満退職することが理想です。
ですが、看護師不足の職場だと上司に理不尽なことを言われパワハラを受けたり、有休を消化させてもらえなかったり、退職金が支払われないなどのトラブルもあるようです。
次のようなことにあてはまる方は、退職代行というサービスがおすすめです。
本人に代わって、退職の手続きを進めてもらうことができます。
状況によっては、弁護士から退職金や有休消化についても交渉していただけることがあります。
- 職場に辞めたいと言えない
- 退職の意思を伝えたら引き留められた
- もう仕事に行きたくない
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最近は、退職代行をつかって退職する方も多くなってきています。
退職金や残りの有給休暇の消化についてもきちんと交渉してくれるので心強いですよね。
看護師フリーターの仕事 まとめ
20代後半~30代前半にかけて7~8年間、常勤の仕事はせずにアルバイトをかけもちしながら看護師フリーターとして自由な働き方をしていました。
その時期に経験した仕事は数多く、看護師として幅広い経験をすることができました。
看護師の仕事は、いつでもどもこにでも求人があふれています。
もし、何かやりたいなと思うことがあれば、それを実現するために自由な働き方を選ぶことはおすすめです。
今しかできないことってきっとたくさんあります。
大変な病院実習を乗り越えせっかく手に入れた看護師免許をフル活用して、豊かな経験をして後悔のないようにしてもらいたいなと思っています。
みなさんを応援しています^^
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MCナースネット 公式ホームページ